大分合同新聞 2月3日 朝刊から
屋外遊びや菓子作り巣ごもり期を楽しく
新型コロナウイルスの感染が急拡大し、放課後や休日に自宅で過ごす時間が増えている。 思うように外で遊べず、幼児や小学生が運動不足になる心配も。
親子で一緒にいる時間を活用し、遊び感覚で手軽に挑戦でき、ストレス解消にもつながるアイデアを探った。
日本レクリエーション協会の後藤剛彦事業部長は「室内での遊びを通じて運動の機会を増やしてみては?」と勧める。
協会が企画した「おうちで 60 秒チャレンジ」は、2 人一組の運動で1分間にできる回数を競う。協会のホームページで、遊びに使う新聞紙の棒や輪の作り方も紹介している。
親子一緒にストレス解消
昨年からの巣ごもり期に人気が高まったのが、菓子作り。
ABCクッキングスタジオ商品戦略グループの田添咲香さんは「家にある材料で簡単に作れるのが、クッキー。型抜きや、粉糖と水などで作ったアイシングで飾る作業は、小さい子にも人気です」と話す。
アイシングは粉糖と水だけでも作れるが、乾燥卵白とレモン果汁を加えると、乾きやすくなる。「色素は、つまようじの先などで、ごく少量ずつ加えて」と田添さん。
クッキーの全面に塗る際は先に輪郭を描いた後、少量の水で緩めたアイシングで内側を塗ると、きれいに仕上がる。
他にもカップケーキやプリンなど、好物のレシピを調べ挑戦してみては?
親子で創意工夫できる「わが家流」の味が、巣ごもりの思い出になるだろう。