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記憶力と物忘れの関係

1.脳の働きと記憶力

脳の働きと認知力

脳は、生命を維持するためにずっと働いています。その働きの中でも特に重要なのが「記憶力」です。脳は、目や耳から入った情報を常に解析し、記憶として保存しようとしています。

そんな重要器官である脳は神経細胞によって構成され、神経細胞は電気信号と神経伝達物質を介して情報のやりとりをしています。無数の神経細胞と複雑な電気信号、それによってわたしたちは情報を記憶することができるのです。

ニューロン

2.短期記憶と長期記憶

短期記憶と長期記憶

記憶にもいろいろな種類があるのですが、大きく2つに分けられます。

短期記憶 必要な時に数秒~数分程度しか保存されない記憶
(作業記憶など)
長期記憶 年単位で保存され、簡単には消滅しない記憶
(エピソード記憶、意味記憶、手続き記憶など)

多くの人が「記憶力」としてイメージするのは長期記憶の方でしょう。

しかし、短期記憶も長期記憶も、脳がきちんと処理をすることで形成される大事なものです。そのため、どちらの記憶力もその機能の一部が失われるだけで日常生活を送ることが困難になるケースも多々あります。

3.物忘れは誰にでも訪れるもの

誰しも“物忘れ”の経験は一度や二度ではないと思います。
それは生活のふとした瞬間に突然やってくるものであり、記憶力の衰えを象徴するものです。

脳の働きと認知力

物忘れは、加齢とともに増えるものです。

しかし、そこで「年齢のせい」といってあきらめてしまうと、物忘れの進行にブレーキがかからず、どんどん悪化してしまう可能性もあります。日頃から生活習慣に“対策”を取り入れることで、物忘れをできるだけ引き起こさないように心がけることが重要なのです。

4.物忘れの発生が気になる場合

物忘れを引き起こしやすい人には、ある程度の共通点があります。

例えば、
・家族や地域との交流に消極的
・喫煙や高血圧などにより動脈硬化のリスクが高い
・運動する習慣がない

…といった人に多いのです。

対策としては、メモを取る習慣をつける、計算や読書で脳を働かせる、人との付き合いを増やす、などがあります。
また、健康的な食事や週3日以上の有酸素運動も効果的です。

脳に刺激を与えること、脳の健康を維持することは、若いころから実践して決して損はありません。
記憶力は人間にとってとても重要なものなので、日々の生活から管理を怠らないようにしましょう。